増改築相談員講習会

増改築相談員とは?

1985年(昭和60年)、当時の建設省の指導で創設された、木造住宅の増改築に関する専門のアドバイザーで、全国で約13,000人が登録されています。
大工職など住宅建設・リフォーム工事の現場で10年以上の経験のあるベテランで、住宅リフォーム・紛争処理支援センターが実施する研修を受講し、考査に合格した人で、一般の木造住宅のリフォームのほか、高齢化対応型リフォームの相談などにも応じます。

詳しくは住宅リフォーム・紛争処理支援センターのホームページをご確認ください。

「増改築相談員」資格の取得のメリット

メリット1 リフォーム産業はこれからますます発展していきます。

築20年前後の家に住んでいる40~50代が圧倒的に多いため、中高齢者層をいち早く取り込んでいくことが重要です。
今後は、住宅リフォームに関しての知識と技術を有する信頼できる人材が強く求められます 。そのため、増改築相談員の活躍の場が一層広がるものと期待されています。

メリット2 増改築相談員になって安心・安全を保障することができます。

生活者は「安心して相談出来る優良なリフォーム会社」を探しています。
公的に認められた増改築相談員がいる会社であれば、消費者の安全・安心確保する理由づけになり得ます。

メリット3 公的に認められた方、それが「増改築相談員」です。

認定は公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが行います。
受講資格は、大工職などとして住宅建設・リフォーム工事の現場での実務経験が10年以上必要とされています。

メリット4 宣伝グッズの提供

●看板(5年間有効)7,000円
●ステッカー(3枚1組)550円
●のぼり旗(1枚)1,850円

どうやって増改築相談員の資格を取得するのか?

1. 増改築相談員資格取得研修会でテキストを基に受講していただきます。
宮城県連では年1回研修会を実施しています。

受講料
①組合員の方 新規 23,000円 / 更新・再登録 16,000円
②非組合員の方 新規 26,000円 / 更新・再登録 19,000円

2. 受講終了後に30分の考査があります。
3. 考査に合格された方が資格取得者として登録され、顔写真入り登録カードが発行されます。

名簿への公開を希望する方は以下の増改築相談員登録者名簿に掲載されます。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターのホームページ
②都道府県・市町村等の関係窓口の名簿

研修会はどのような内容なのか?

毎年住宅リフォーム・紛争処理支援センターのテキストに沿って研修会を行うため、内容が変更になる可能性があります。

相談員の資格有効期間

相談員資格は5年毎に登録更新することとし、初期の研修のみでなく更新時期に実施する研修及びその中間に実施する研修会を履修し、また、住宅リフォーム・紛争処理支援センターから随時流される関連情報等により、常に新しい知識・情報を吸収し、その資質を維持向上することに努める体制になっています。